酸素原子1個と水素原子2個が合わさったのが水分子ですが、水は104.5度の結合角があることまでわかってきました。
また、水は4面体であり、4つの角をもつ等辺の立方体です。普通は2つの角しか見えませんが、他の2つの角は原子ではなく、非共有電子対という電子の対によって占められ、これらは、酸素原子につきものの原子で、分子の原子間の結合には関与せず、どこかに居場所を求め、原子内の電子の常として、それは対をなし、お互いからも水素原子からもできるだけはなれて収まろうとしています。
水素原子とこの共有電子対は、完璧な4面体に配置されれば、曲がる角度は109.5度になるのですが、水素原子に対する反発よりも、非共有電子対同士の反発の方がわずかに強く水素元素同志が締め付けられて近づくため、104.5度になるのです。この水の角度を165度以上にすることで、生命化現象に導く原理がSTSの提唱です。
水素結合とは、水素原子と非共有電子対の結合であり、水分子は4つの水素結合を結びます。
水素結合は、生体分子を特有の形に接着するのに役立ち、DNAでは、2重ラセンを、あるいは、細胞や柔組織の基本構造を保つ役目をしています。
46億年前の地球誕生にその原因を求めると、それは太陽系の彼方、何億光年も先の超微粒子が分裂と合成を繰り返し、原子をつくり、元素となって地球上を覆い、そのいくつかが結合して生命体をつくる環境と生命体そのものを創造してきた経緯を知ることができます。
そして、この原理は、20世紀になってほんの50年ほど前に解明された量子物理学や量子力学の進展で得られた成果でもありますが、ここには、なお、従来の科学では解析できない未知の分野が無限に広がっています。
STSテクノロジーは、これらの従来の科学を否定するのではなくまた拘泥するのでもなく新分野を発見してきました。そのひとつが「原子転換技術」です。つまり、物質も生命体も宇宙のクオークエネルギーが低温プラズマ現象を起して陽子の数を変える働きをしていること、そして、この運動は結晶ではなく非結晶であるという「非結晶生態系ランダム物理学」にと結実しています。
原子転換が意図的に行えれば、地球や生命体にとって、抵抗現象となるものたとえば、ダイオキシンや悪性化学物質なども浄化できるというわけです。
物質は、その生成から腐敗まで、3つの行程で終結するものだと考えられてきました。STSの理論は、そうではなく、このサイクルは、生成、分解、合成、蘇生という非腐敗を実現できるというものです。
STSのハーモニーウォーターがよほど激烈な環境変化のない限り、腐敗することも無く体内にあっては、新生細胞を活性させる機能を持つのもこの原理の応用なのです。